国民年金はクレジットカードで支払い可能!使用できるクレジットカードを紹介 国民年金は、クレジットカードで納付することができます。支払いに利用できるのは、VISA・MasterCard・ダイナースクラブ・JCB・アメリカンエキスプレスの国際マークが付いたカードです。 カード納付の手続きをする際に使用する申出書には、国民年金の納付に使用できるカードが記載されているので、事前に確認しておきましょう。 コンテンツの誤りを送信する 国民年金をクレジットカード払いでお得に!前納割引制度とは? 国民年金は毎月一定額を納付するのが基本ですが、一定期間分の保険料をまとめて納付することも可能です。まとめて前払いしたほうが保険料がお得になるので、カード払いを検討している人はぜひチェックしてみてください。 まとめて前払いするとお得に!前納割引制度の利用も考えよう 前納割引制度とは、保険料をまとめて前払いする制度のことです。 前納期間には、以下4パターンがあります。 6か月前納(4月~9月分) 6か月前納(10月~翌年3月) 1年前納(4月~翌年3月) 2年前納(4月~翌々年3月) より長い期間分をまとめて払うほうが、割引率が高くなりますよ。支払いに余力があるなら2年前納を検討しましょう。 2年前納制度の割引額はおよそ15,000円 前項で最もお得だと紹介した2年前納制度は、毎月納付する場合に比べると2年間で15,000円程度の割引(令和4年の割引額は14,540円)が受けられます。1か月分の保険料額と同程度の割引が受けられるので、まとめて支払ったほうがお得です。 これまで2年前納制度を利用できるのは口座振替のみでしたが、平成29年4月からクレジットカードや現金納付による2年前納も可能になりました。 どの支払い方法を選んでも、納付書と同額の割引が適用されます。実際にカードで納付する金額は、クレジット納付額通知書で確認できます。 前納割引制度を利用するためには手続きが必要 前納割引制度で納付するには、事前手続きが必要です。カード払いの場合は、「クレジットカード納付(変更)申出書」に必要事項を記入して年金事務所(郵送も可)へ提出しましょう。申出書の様式は、日本年金機構の「国民年金関係届書・申請書一覧」からダウンロードができます。 ただし、前納割引制度には申し込み期限があるので注意が必要です。4月末日からの前納は毎年2月末日、10月末日からの前納は毎年8月末日が申し込み期限となります。 4月末日からの前納に該当するのは 6か月前納(4月~9月分)・1年前納・2年前納、10月末日からの前納に該当するのは6か月前納(10月~翌年3月)です。郵送で提出する場合は郵便物の到着までに日数がかかるので、早めに投函しましょう。 コンテンツの誤りを送信する 国民年金をクレジットカードで払うメリット 国民年金をクレジットカードで納付することには、複数のメリットがあります。これまで口座振替や現金で納付していた人は、カード払いへの切り替えを検討してみましょう。 クレジットカードのポイントがたまる!現金で払うよりもお得 国民年金をクレジットカード払いにすれば、納付額に応じてポイントが還元されます。国民年金の納付額は決して少なくないので、カード払いに変更すればポイントを効率よく貯められます。 ただし、カードによってはポイント還元の対象にならない場合もあるため注意が必要です。ポイント対象になるかは各カード会社の公式サイトに記載されているので、事前に確認しておきましょう。 手持ちの現金や銀行の口座残高が少なくても納付できる 一般的に口座から保険料納付額が引き落とされるのは1か月以上先の支払日なので、クレジットカード払いであれば手持ちの現金や銀行の口座残高が少ないときも納付ができます。 カード会社が先に立替て支払いをするため、支払期日は自動的に延長されます。支払日までに保険料を用意すればいいので、お金がないときも慌てる必要はありません。 支払日に自動で引き落とし!国民年金の未払いを防げる クレジットカード納付なら毎月の支払日に自動的に保険料が引き落とされるため、国民年金の未払いを防止できます。 国民年金の未払いが続くと差し押さえなどの法的措置がとられる場合もありますが、カード納付なら支払い漏れは起こりません。事前に申請手続きを済ませればあとは自動的に保険料が支払われるので、毎月振り込む面倒な手間も省けます。 CFP認定者・1級ファイナンシャルプランニング技能士/Paradise Wave代表 飯田道子 国民年金はクレジットカードでも支払うことができ、カード会社のポイントが貯まります。 特に、自営業者などはすべて自分で管理しなければならないので、自分にとってお得なカードを選んで支払うとよいでしょう。 また、カード払いの場合、口座からの決済日を実際の納付日より先送りすることがメリットでもあります。手持ちがないときにも遅れることなく、支払えますよ。 ほかの買い物と同じ明細で確認が可能。家計の管理がしやすい 普段の買い物に使用しているクレジットカードで納付をすれば、生活費と一緒に明細が確認できるため、支出管理が楽になります。 カードの利用代金明細を見れば納付状況が確認できるので、家計管理のために支払明細を手元に残しておく必要はありません。カードの明細がそのまま家計簿代わりになるため、毎日忙しくて家計管理に時間をかけられない人にも便利です。 家族全員の国民年金をまとめて支払いできる!何度も支払う手間がない 同一生計家族の国民年金をまとめて納付できるのも、クレジットカード納付の魅力です。家族のうちひとりがカードで前納すれば、家族ごとに何度も支払う面倒な手間が省けます。 家族のなかで所得が高い人のカードでまとめて納付すると、控除額が高くなるメリットもあります。節税効果が大きくなる可能性があるので、同一生計の家族の分は高所得者がまとめて支払うのがおすすめです。 コンテンツの誤りを送信する 国民年金をクレジットカードで払う際の注意点 国民年金をクレジットカードで払うことには、メリットがある反面、デメリットもあります。以下ではカード支払いの際に気を付けるべきポイントを紹介するので、申請前にしっかり確認しておきましょう。 申請に2か月ほどかかる場合も!手続完了までは従来の方法で支払いを クレジットカード払いの申請手続きは、完了までに2か月ほどかかる場合があります。手続き完了前の国民年金保険料は、従来の方法で納付しなければいけません。申請手続きを済ませたあとも、納付を忘れないように気をつけましょう。 これまで口座振替で納付していた人は、手続きが完了するまでの間は納付書により現金で払う可能性があるので注意してください。 支払い方法は1回払いのみ。分割やリボ払いはできない 国民年金に利用できるクレジットカードの支払い方法は、1回払いのみです。分割払いやリボ払いは利用できません。リボ払い専用のカードも利用できないので注意が必要です。 前納割引制度を利用すると割引はされるものの、一度に多額の出費があるため生活に支障が出る可能性があります。国民年金をまとめて支払うことが難しい場合は、毎月納付をおすすめします。 利用限度額を超えていると支払い不可に!遅延につながるため注意 クレジットカードの引き落としタイミングで利用限度額を超えていた場合、そのカードは使用できません。引き落としができなかった場合は、納付書での支払いが必要です。前納割引制度で引き落としができなかった場合、その対象期間は毎月納付の扱いになります。 4月分もしくは10月分を、納付書により現金で納付する必要があるので注意が必要です。カードの利用限度額を前納金額が上回らないか、事前に確認しておきましょう。 クレジットカードの情報に変更があったら必ず手続きを 住所などの個人情報が変わったり、紛失などでカード番号が変わったりしたときは、忘れずに手続きを行いましょう。クレジットカードの情報に変更があった場合は、申出書に必要事項を記入のうえ、年金事務所に提出する必要があります。 カードの有効期限切れの場合は、指定代理納付者であれば日本年金機構に通知されるので手続きは必要ありません。 指定代理納付者とは、国民年金法に基づき厚生労働大臣から指定を受けたカード発行会社のことです。それ以外の発行会社は、有効期限更新が近くなってきたときに注意する必要があります。 コンビ二では納付書を使ったクレジットカード払いができない 国民年金は納付書を使ってコンビニで納付できますが、納付する際にクレジットカードを利用することはできません。支払い手段として使えるのは現金のみの場合がほとんどです。 国民年金でカード払いができるのは、引き落としのみ。納付書でのカード払いはできないので注意が必要です。国民年金をカードで払いたいなら、コンビニを利用するのではなく、事前に申請手続きを済ませておきましょう。 コンテンツの誤りを送信する 国民年金のクレジットカード払いを申請する際に必要な書類 申請手続きをする際には、以下3つが必要です。 国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書 基礎年金番号の分かるもの(年金手帳や納付書) 支払いに利用するクレジットカード 申出書は各年金事務所で手に入るほか、日本年金機構の公式サイトからもダウンロードができます。支払いに利用するカードが本人名義ではない場合は、上記書類に加えてカード名義本人の「クレジットカード納付に関する同意書」が必要です。 コンテンツの誤りを送信する 国民年金のクレジットカード払いを申請する手順 申請手続きをスムーズに進めていくためには、事前に手順を確認しておく必要があります。手続き自体は簡単なので、早めに申請しておきましょう。 ①国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書の提出 まずはクレジットカード納付申出書を各年金事務所で入手、またはWEBサイトからダウンロードしましょう。申出書にカード番号などの必要事項を記入したら、年金事務所の窓口に提出、もしくは近くの年金事務所に送付します。 近くの年金事務所の所在地は、日本年金機構の「全国の相談・手続き窓口」で確認が可能です。年金機構のWEBサイトから電子申請をすれば、24時間どこからでも申請ができます。急いでいる人、訪問や郵送が面倒な人は利用してみてください。 ②国民年金保険料クレジットカード納付開始(変更)通知書の受領 提出した申出書に問題がなければ、年金事務所での手続きが完了します。申出書を提出すると、クレジットカード納付開始通知書が送られてきます。 通知書にはカード納付の開始月や納付対象月などの大事な情報が記載されているので、受け取った際に必ず確認しておきましょう。手続き完了には2か月程度かかる点にも注意が必要です。 ③クレジットカードでの支払い開始 クレジットカード納付が始まるのは、通知書に記載された月からです。ただし、カードの利用締め日などの関係で、納付の最初の月は2か月分の国民年金がまとめて請求される場合があります。きちんと引き落としができるように、最初の月は口座に2か月分の保険料を振り込んでおきましょう。 コンテンツの誤りを送信する 最もおすすめのクレジットカードは?mybestが実際に比較検証 クレジットカード選びのポイントが分かりいざ申し込みしようと思っても、たくさんのクレジットカードからどう選んだらいいのか、本当に自分に合ったカードなのか迷ってしまいますよね。 ポイント還元率が高いクレジットカードのおすすめ人気ランキング31選【最強なのは?2024年4月徹底比較】 クレジットカードのおすすめ人気ランキング36選【徹底比較|最強の1枚を作るならどこがいい?2024年4月最新】 コンテンツの誤りを送信する (责任编辑:) |